新聞・雑誌等への掲載

人らんだむ 「環境」に企業敏感

1998.06.05
1998/06/05 中国新聞朝刊


「開発したばかりの、木の切りくずから精油を抽出する装置の評判がいい」と喜ぶのは、実験プラントメーカー、東洋高圧(広島市西区)の野口賢二郎社長。発売を知った製材業者や商社など約20社から問い合わせが舞い込んでいる。
世界的に環境保全の動きが強まる中、「大手、中小を問わず、企業は『リサイクル』『燃やす』『公害』といった言葉に、非常に敏感になっている」と言う。工場の焼却炉に取り付けるダイオキシン除去装置など、既に売り出している環境関連の機器の受注も増加。今はそれらが売上高の6割を占める。
「不況で本来なら生産が落ちるところだが、うちは別。今後も新しい環境関連製品を開発していきたい」

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