新聞・雑誌等への掲載

東洋高圧、生の魚を自動制御スライスする装置を開発-回転刃を使わず飛散を防止

1993.11.25
1993/11/25 日刊工業新聞


実験用化学プラントメーカーの東洋高圧(広島市西区楠木町2の1の22、社長野口賢二郎氏)はタラ、サケを生のまま切り身にできる「板前生子(いたまえなまこ)」を開発、発売した。重量は700キロg。オールステンレス製で価格は1台1千8百万円。月産5台。
板前生子は生の魚を水槽につけ比重を測定したのち、自動制御によりスライスする。スライスの角度は斜め35度。魚の大小にかかわらず、35~300g内にカットする。
従来のように回転刃でないため肉が飛び散らないほか、頭も尾の部分もカットした長さはほぼ一定で、切り身も同じ重量になるようにスライスすることができる。

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