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ダイアフラム式コンプレッサー説明、運転理論

ダイアフラム式コンプレッサー説明

PPIのダイアフラム式コンプレッサーは油圧系統システム及びガス圧縮システムの2つの組み合わせで構成されています。ダイアフラムはこれらのシステムの間に設置されます。

ガス圧縮システム

ガス圧縮システムは3枚の平金属ダイアフラム及びプロセスガス出入り口のチェックバルブから構成されています。
ダイアフラムは2つのキャビティの間に固定されています。

油圧システム

油圧システムには、ピストンを往復運動させるモーター駆動のクランク軸が装備されています。
このピストンによって、油圧流体がダイアフラムの下側に対して圧力を生じ、ダイアフラムがキャビティ内のプロセスガスを排出します。その他の構成部品としては、油圧逆止弁、油圧過剰排出弁があります。一部の装置には、自動注入ポンプがあります。 自動注入ポンプは、油圧システムが圧縮ストローク時に常に満たされ、コンプレッサーが起動した後、迅速にプライミングされます。

運転理論

油圧ピストンは下死点に位置しています。
油圧システムはピストンの吸込工程で油で満たされます。
一方、プロセスガスは、吸込圧力で吸込チェックバルブからキャビティに流入します。
同時にダイアフラムをキャビティの底まで押し下げます。
今、キャビティ内は、プロセスガスで満たされています。

クランク軸が回転すると、ピストンは下死点から上死点に移動して油圧が上昇します。油圧がキャビティのプロセスガスの圧力レベルに達すると、ダイアフラムはキャビティの上側に動き、ガスを圧縮します。
キャビティ内のプロセスガスの圧力が吐出チェックバルブの下流の圧力以上に達すると、吐出逆止弁は開き、プロセスガスは吐出されます。
油圧システムの圧力は、完全にダイアフラムをキャビティの上方に動かすまで増加し続けます。従って最大のガス置換と効率を確実なものにします。

ダイアフラムがキャビティの上方に完全に達した時、ピストンはまだ上死点まで到達していません。ピストンが上死点まで到達すると、この余剰油圧はプロセスガス吐出圧力により高い圧力に設定しているオーバーポンプバルブを通して過剰排出されます。これにより、圧縮工程が完全に為され、ピストンは下死点の方へ移動します。

油圧ピストンが下死点の方へ動くと、プロセス吸入圧でキャビティに入るガスとヘッド内に残されたガスの拡張によって、ダイアフラムはキャビティの底に移動します。この時点でサイクルは終了します。