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誘導攪拌式オートクレーブユニットFC

最高使用圧力:41MPa 最高使用温度:340℃

製品の特長

FCシリーズのオートクレーブは研究室やミニプラント用の反応容器として迅速、シンプル、そして経済的に導入できます。
それぞれのオートクレーブはすぐに使用可能なセットになっており、オートクレーブ、支持架台、磁力式誘導攪拌機、攪拌機駆動用モーター、バンドヒーター、バルブ、安全弁、圧力計、コントロールボックスにより構成されています。コントロールボックスはオプションとなっており、オートクレーブユニットとは別置きになります。従って、オートクレーブユニット側のみ導入可能です。
電源を差し込み、配線、ガス配管、冷却水の接続をして頂くだけですぐに使えます。
(第一種圧力容器、高圧ガス特定設備については別途届が必要です。)

誘導攪拌式オートクレーブユニットFC
↑上の写真はFC-5、ベンチタイプです。

[製品基本情報]
オートクレーブ
支持架台
磁力式誘導攪拌機
攪拌機駆動用モーター
回転数コントローラー
バンドヒーター
バルブ、安全弁、圧力計
コントロールボックス (オプション)

用途

低コストで多用途に使えるセットです!

  • 標準の内容積は300mLから8Lとなっており、最高使用条件は340℃にて38MPaとなっています。
  • 様々な標準アクセサリーにより、ほとんどどのような用途にも使って頂けます。
  • その使い方は、バッチ式または半流通式で、例えば、下記のようなものに使われています。
  • アミノ酸合成/触媒還元/水添反応/脱水反応/有機合成/酸化反応/重合反応/縮合反応/その他

簡単な操作で効率よく使えるオートクレーブです!
FCシリーズオートクレーブシステムはオペレーターに優しく、以下のような特長を持っています。

  • ボルト締めのデザインにより容器の間口内径と内部内径が同じです。
  • 自緊式のメタル製シーリングは確実な、漏れゼロのシールを保証します。
  • 全てのプロセス配管はフタフランジに接続されているのでオートクレーブの開放時に配線を外す必要はありません。
  • 最大内容積のものまでそのフタフランジは架台に固定され、オートクレーブ本体は昇降機構によりサポートされているのでフタフランジの開閉が簡単にできます。
  • オートクレーブの内面は研磨されているので攪拌とその洗浄が効果的に行えます。
  • オプションの底排弁により内溶液の抜き出しと洗浄が簡単になります。
  • 磁力誘導攪拌機(ダイナマグ*1)により漏れゼロ、コンタミフリーの攪拌、混合が実現されました。

オートクレーブ本体のシール部断面図

オートクレーブ本体のシール部断面図
フタフランジがボルトによって締められることにより、メタル製シールリングが内面に密着します。更に、オートクレーブ内の圧力が高くなるほどシール面への押し付け力が増し、より漏れの無い状態になります。このメタル製シールリングは他社製の物より格段に耐久性があり、傷を付けない限り何度でも繰り返し使用することができます。
Oリングシール用の溝もFCシリーズには標準で加工してあり、Oリングはそれぞれの用途に最適な材質のものが使用されます。Oリングを使用する場合の最高使用温度は、OリングがPTFEの場合で230℃となります。

漏れゼロ、コンタミフリーの攪拌、混合

漏れゼロ、コンタミフリーの攪拌、混合!

  • すべてのFCシリーズオートクレーブユニットには磁力式誘導攪拌機が付いていますので、漏れはゼロです。
  • この新設計の攪拌機には最新のレア-アースメタルの磁石が“外磁”と“内磁”に使用されているので耐トルクが大きくなりました。
  • ダイナマグはその保守と洗浄が簡単です。その内径の変化部は滑らかでまたその内面にはネジ部がないのでコンタミが溜まるところが一切ありません。また、簡単に分解、洗浄をすることができ、全体を殺菌、消毒器の中に入れることもできます。
  • ダイナマグの最高使用回転数は2500rpmで、その最高耐トルクは2~14N・mですから高粘度、擬液性の流体の反応にも使用することができます。
  • センサーにより中のシャフトの回転を検出しデジタル回転計にその実回転数を表示します。
  • デジタル回転計はオプションのコントロールボックス内に含まれていますが、これだけを納めた独立したボックスとしての供給もできます。シャフトの回転が止められたときには低回転警報から連動してモーターの回転を停止させます。←注)構造は実物と異なる場合があります。

効率の良い加熱と冷却!

すべてのFCシリーズオートクレーブユニットにはカンタルヒーターを内蔵する電気ヒーターがセットされています。300mLから1Lまでは単相、 100V、または200/220Vの電源を選択できます。1Lを超える容積のものは3相、200/220Vの電源が必要です。電源周波数は50、または 60Hzいずれでも使用できます。オートクレーブの冷却は容器内部に設置された冷却コイルにて行われますが、オプションとして容器の本体に取り付けて使用する加熱/冷却用ジャケットが用意されています。ジャケットの二重螺旋構造は容器への大きな熱伝導を得ることができその配管接続部は入口/出口とも容器の底部に位置していますから、その電熱面積を最大にすることができます。操作のしやすい機器の配置!
それぞれのオートクレーブには圧力計、バルブ、安全弁、そしてサンプリングチューブがセットされており、架台上に設置されているので操作が簡単です。

ベンチタイプ
台の上に置いて使えるスチール製の頑丈な架台です。
オートクレーブ固定用金具、オートクレーブ本体とヒーター用昇降装置付き。 アジャスト可能なモーター台付き。操作の簡単な、ヒンジ付き開閉式ベルトカバー。

フロア-タイプ
床の上に設置して使えるスチール製の頑丈な架台です。固定用金具、オートクレーブ本体とヒーター用昇降装置付き。アジャスト可能なモーター台付き。
操作の簡単な、ヒンジ付き開閉式ベルトカバー。

材質と他の仕様

標準のFCシリーズのオートクレーブはSUS316またはハステロイC-276製のどちらかを選ぶことができます。オプションの高温仕様のオートクレーブでは、その最高使用温度は538℃となります。また、ハステロイB-2、モネル、インコネル、チタンそしてジルコニウムなどの材料で製作することもできます。
詳細な仕様については、こちらをクリックして下さい。