トップ > 高圧技術 > 高圧装置の設計1

高圧装置の設計1

超臨界装置をはじめとする高圧装置はその過酷条件ゆえに、大型の鋼材製造や加工精度、構造的な問題により大型化、大量生産装置などの製造が難しいとされています。こうした問題を解決するために、装置を連続式にするなどの工夫が必要となります。また、常圧では腐食の心配がない素材も、超臨界流体と反応する場合もあるため、装置の素材からしっかりと選定する必要があります。

シール材

高温高圧状態を保つために、容器にはシール材が必要となります。このシール材も温度・圧力に応じて流体に反応してしまうので、超臨界装置の温度帯・圧力帯に応じてシール材の材料を選定します。

高圧容器の押さえ機構

高圧容器中の高圧を維持するために、安全面に配慮した押さえ機構を採用する必要があります。低圧力であれば開閉の容易なクランプ式、高圧力であれば開閉には手間がかかるが、高圧力に耐えるロッククランプ式といった押さえ機構を採用しています。

覗き窓付き高圧容器

高温高圧状態での反応の様子を観察するために、覗き窓付きの高圧容器を採用することもあります。この場合は、覗き窓の素材としてサファイアガラス(比較的低い圧力であれば強化ガラス)を用いており、弊社のこれまでの実績では650℃・50MPaの条件下に耐える覗き窓付き高圧容器を製作することが可能です。